ラブライブ!サンシャイン‼︎2期1話感想

 

今までのラブライブ!シリーズで一番ラブライブ!らしくない1話。でもそれがとても良かったと思える1話でした

 

 

ついに始まったラブライブ!サンシャイン‼︎2期です。前回大会は決勝に進出できず敗退……でも入学予定者は集まりそう!となっていた所にまさかの廃校決定の連絡。

その事をみんなに言い出せずにいた鞠莉の変化を機敏に感じ取った果南とダイヤ。言葉すら足りなかった3年生も成長したんだなぁって思えるシーンでした。

 

 

今までのラブライブ!なら穂乃果ちゃんの謎パワーでなんとかなるみたいな展開でしたが、今回はそうはいきませんでした。Aqours 9人はやりきれない気持ちを抱えこみ苦しみます。そのもがきだとか苦しみだとか……私は1期から言っていますがこの等身大なストーリーがラブライブ!サンシャイン‼︎の良い所だと思いますし、大事にして欲しい所でもあります。

 

 

特に浜辺での梨子ちゃんの割り切ったような言葉に対して

「それ本気で言ってるんだったら私、梨子ちゃんのこと…………軽蔑する」

と悔しさと悲しみの混じった表情で返した千歌ちゃんは衝撃的でした。大切な友達でもありメンバーでもある梨子ちゃんに対して軽蔑するという言葉を選ぶあたり、千歌ちゃんの悔しさの丈が伝わってきました。

 

 

そして次の朝、自分の力で結論を出した千歌ちゃん。憧れの輝きを追いかける女の子から、自分の、自分達だけの輝きを追いかける女の子に成長しましたね。

 

 

 

 

冒頭でも書きましたが今回はやや暗めの1話かつ、最終回かと思うような怒涛の展開で進んでいったので衝撃を受けました。

 

しかし、現実世界で1期から約1年、アニメ世界ではほとんど時間は経っていないにも関わらず、そのどちらの世界でもAqoursメンバーは本当に逞しくなったなぁと思いました。

 

今回のラストシーンはその成長の証明と言えるでしょう。太陽=サンシャインが登る校庭で前へ進み続け、奇跡を起こすと決意を固めた9人。未来は誰にもわかりませんが今の彼女達なら奇跡を起こせるそんな気がしてなりません。2話からの展開がとても楽しみです。