少女⭐️歌劇 レヴュースタァライト オーケストラライブ“Starry Konzert“ 感想

前回2nd スタァライブ “Starry Desert”感想 - 鹿が書いてますでその圧巻のステージにスタァライトされてしまった鹿です。こんにちは。

 

冒頭のように完全にスタァライトされてしまった脳内はオーケストラライブをやると聞いて(行きたい!行きたい!行きたい!)状態に。前日に用事があったので今回もライブビューイングへ行きました。休日だから鹿の歩みでも間に合うね!

 

結論から言います。

涙がとまりませんでした……!

ちょっと目が潤むとかはあったけど、あんなに泣いたのは初めてです。ちょっと自分自身にもびっくりしました。

 

それでは今回もレポしていこうと思います。

まず、ステージについて。オーケストラとなるとステージはどうなるんだろう?と思ってたし、これを見てる人も思うと思うわけですが(日本語の崩壊)それは下の一枚を見てもらえればいいかなと。真ん中と左右から九九組のみんなが出てきます。

 

※ライブパンフレットも素敵ですね

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今回はレヴュー曲を中心に、各レヴュー曲の合間に劇伴演奏するという形式でした。そして、今回、ダンスはありますが前と違って武器は持ってませんし殺陣もありません。完全に歌勝負でした。

 

星のダイアローグ

今回もこの曲からスタートかぁ〜。なんて思ってた訳ですが今回のセットリストがほぼレヴュー曲ということを踏まえると、OPであるこの曲はこのライブにおいてのOPと言えるわけです。なんかそう考えると前とは少し違った印象を受ける曲でした。

 

世界を灰にするまで

イントロのピアノで鳥肌が凄かったです。ライブビューイングでこれなら生だともっと凄いんだろうなぁと思ったり。

純那ちゃんと同じく沢山の努力をしてきたんだろうなぁと感じる佐藤日向ちゃんの丁寧な歌唱がオーケストラの音と相まって前回以上に素敵な曲に聴こえました。そしてそこからの華恋ちゃん役の小山百代ちゃんのパート。やっぱ凄いよあの子。

 

The Star Knows

この曲は今回用意されたオーケストラのほぼ全ての楽器を使う曲(佐藤日向談)らしくて、それもあってか音の厚みが凄かったです。そこに2人の見事な歌唱。オーケストラライブいいですね……

 

スペシャノローグ(双葉・香子)

中村彼方さん脚本のスペシャルモノローグが間に。どのメンバーも第100回聖翔祭が終わった後のお話です。双葉と香子は基本的にいつもと変わらないんですが、アニメの時以上に2人の信頼関係みたいなものが見えて、彼方先生の九九組への愛が見えるかのよう。はける時に中の人もめっちゃイチャイチャしてました。そういうとこやぞ。

 

誇りと奢り

いや、もうなんというか化け物というか怪物というか……。

前回と違って武器もなくマイクしか持って無いにもかかわらず……いや、むしろマイクしか持ってないからこその迫力。

瞬きすら許されないような鋭い視線、身じろぎさえ出来ないような重厚な歌声。オーケストラすらも従えるかの如く躍動する身体。

天堂真矢は伊達じゃ無い……

 

想像が出来ない方はこれを観てもらえれば良いかと。でも、この時より凄かったです。

 

スペシャノローグ(真矢・クロ)

真矢様とクロちゃんの会話。

クロ「あんたの傲慢……じゃなくて嫉妬の女神良かったわよ」

真矢「貴方の希望の女神も良かったですよ」

 

と返す台詞で気付いたんですが、第100回聖翔祭では女神の名前が変わってるみたいなんですね。

[真矢]傲慢の女神→誇りの女神

[クロ]絶望の女神→希望の女神

 

実はこれ、オーバーチュア2のひかりちゃんの一人芝居の台詞に出てくるんですよね!

「傲慢の女神は誇り高く」

「絶望の女神は絶望の淵でも希望を失わなかった」

まひるちゃん演じる嫉妬の女神は慈愛の女神に変わってるんじゃないかなぁって思ったり……。

 

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「あんた丸くなったわね」に対して「ウエイトはコントロールしてますが……」と返したり、弱さを認める発言をしたり真矢様も変わったなぁと……でも、弱くなったわけじゃなくて逆にそれを受け入れる事によって強くなってるんですよね。

 

恋の魔球

かわいいんだよなぁ……。まひるちゃん役の岩田陽葵ちゃん(以下はるちゃん)が真ん中階段上で口上を述べた後、スキップでポジションゼロまで。(ちなみにスキップはみもりんの提案だそうです。狂気のスキップとのこと)

 

ラスサビでのはるちゃんと百代ちゃんのデュエットパートめっちゃ好きです。

尚、ずっと跳ねてるから一番キツイとのこと(百代ちゃん談)

 

花咲か歌

前回に比べて歌が上手くなってましたね。双葉役の生田輝さん曰く、「今回は歌が重視されるからもえぴに練習見てもらってめっちゃ練習した」との事。その成果は出てたと思います!

 

MC&ジェスチャーゲーム

楽団員さんの休憩を兼ねてMC&ジェスチャーゲーム

 

はるちゃんのお誕生日のお祝い&MCで富田麻帆さんが恋の魔球のはるちゃんのスキップが可愛いって話をしてて、何故かみんなでスキップをするのことに。右端→左端→右端まで。途中で何故かはるちゃんが逆を向いてサザエさん状態に(笑)

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そしてまさかのジェスチャーゲーム。1人がするジェスチャーを残りの8人が当てる形式。

日向ちゃんのお題「シンバル」→もえぴの「テンパる(笑)」

テンパるジェスチャーをするもえぴに対して佐藤日向ちゃんが「小泉萌香!小泉萌香!」って答えるの面白すぎましたねwww

 

尚、みもりんは「鉄琴」→「腹筋」の流れを踏まえて「シンバルに近い言葉だよ」と冷静に突っ込んでました。

 

RE:CREATE

前回のスタァライブでカットが入った事が凄く残念だったこの曲。今回はフルで!しかもオーケストラで!!壮大なオーケストラからのオルゴールでもう涙腺が決壊寸前でした。

 

あの空間一帯に響く音色、みもりんの歌声。そして後ろに映し出される8話の映像。エモいなんて言葉じゃ表せられないほど完璧なRE:CREATEでした。

RE:CREATE大好き倶楽部会長もご満悦です

 

星々の絆

まさかのコーラスも生でやるんですか!?あのコーラスを生でやってのける凄さ。歌唱力と真顔の怖さに定評のあるもえぴの本領を見た気がしました。

 

スペシャモノローグ(華恋まひるひかり)

まひるちゃんが家族にひかりちゃんを紹介したいって言っててこの関係もすっかり仲良くなったなぁと。

 

Star Divine

いや、もうとにかく強いです。殴り合いって感じでした。

 

スペシャノローグ(純那なな)

一番じんわりきたのがここの2人でした。 

 

なな「私のこと……間違ってたって言わないの?」

純那「舞台に間違いも負けも失敗もないわ」

 

純那ちゃんは、ばななちゃんの再演を否定しないんですよね。全てを受け止める包容力といいますか、優しさといいますか……とってもばなナイスです。

 

純那「運命とは、 最もふさわしい場所へと、 貴方の魂を運ぶのだ」

ばなな「シェイクスピア!」

純那「前進をしないものは後退をしているのだ」

ばなな「ゲーテ!」

あともう一個あった気がしたけど忘れました……

 

ばなな「他には?」

(焦った顔で目をパチパチさせる佐藤日向ちゃん。MCで言ってましたが佐藤日向ちゃん以外は全員知ってたアドリブドッキリだそうです)

 

純那「○○○○○○○○○○○○(アドリブとは思えないほど素敵な台詞)

ばなな「誰の言……「私の言葉よ!」

ばなな「ばなナイス!」

 

 

是非、◯◯の部分は下のBD付き版を買って確認してみて下さいね。

 

舞台少女心得 幕間

最初のピアノの音が沁みること、沁みること。九九組みんなの優しさが溢れてました。

「舞台で--待ってる」

 

 

スタァライト

オーケストラで一番聴きたいと思ってたのがこの曲。みもりん演じるひかりちゃんが絶望を歌うなら、百代ちゃん演じる華恋ちゃんの歌声はまさしく希望。

新章スタァライトでの百代ちゃんのピケターン(参考↓)と

「星(キミ)は」の優しい歌声で視界が滲んで、嗚咽を堪えるのに必死でした。

楽曲、歌詞、演奏、歌声、アニメ。その一つ一つが絡み合って織り成すスタァライト--思い出すだけで泣きそうです。

 

Fly Me to the Star

申し訳ないんですが、スタァライトで放心状態で記憶がありません……。

 

約束タワー🗼

オーケストラだと約束タワーの印象もまた少し変わりますね。あの日の自分に教えてあげたい場所にみんなが立っているように見えました。

 

MC

相羽さん「前回感情が迷子って言ったんですけど、今回は感情がナイアガラの滝。上向いて耐えてた」

みもりん「今回のライブはラーメンを食べた満足感とは違ってフルコースを食べたような満足感がある」

 

ちなみに3/31はオーケストラの日らしいです。

コンダクター(指揮者)の方も知らなかったそうですが。

コンダクターさんが「知らなかったです」と答えたのに対してもえぴが「思ったより声小さい」みたいなこと言って日向ちゃんに(なんて事言うんだ……!)みたいな感じで叩かれてたの面白かったです。

 

Star Divine

最後はスタァライトシアターかと思ってたので、意外な一曲でした。オーケストラでやるとちょっと曲の雰囲気が変わるんですが、それがなんか逆に良かったです。

 

まとめ

冒頭にも書きましたが、私自身結構色んなライブに行くんですがあんなに泣いたの(しかもライブビューイングで)は初めてです。

オーケストラライブを企画してくれた方にも、素敵な楽曲を演奏して下さった皆さんにも、その演奏に応える歌を披露してくれた九九組のみんなにも感謝しかありません。

 

オーケストラライブなんて冷静に考えれば歌声が残念だったら普通のライブ以上に残念な物になると思いますし、今回のオーケストラライブはグループに一人いるかいないかレベルの人がゴロゴロいるスタァライト九九組だからこそ出来た事なんじゃないかなぁと思います。

 

 

日々進化する舞台少女--今回も完全にスタァライトされちゃいました。