トランスフォーマー/最後の騎士王 レビュー

*かなりネタバレあります。ご注意ください。

 

また、否定的な内容を含みますので、不快に思われる方は閲覧をオススメしません。

 

 

 

 

トランスフォーマー/最後の騎士王を4DX 3Dで観てきましたので、良かった点と悪かった点を挙げてレビューしていきたいと思います。

 

 

総評価:50点

良かった点

1.人間とTFの友情を感じられた

2.過去のキャラクターが沢山登場

  • レノックスを始めとして、シモンズ捜査官など、過去作での代表的なキャラクターが登場し、登場時間に関わらず彼らの特徴が上手く描かれていたのではないかなと思います。

3.無意味な死がなかった

4.オプティマスとバンブルビーの戦闘シーン

  • 作中にはオプティマスとバンブルビーが戦闘を繰り広げるシーンがありますが、二人の戦闘力の絶妙な差を上手く描いてありました。また戦闘シーン自体も非常に迫力がありここ数作でもベスト3に入るほどの見応えがありました。

 

悪かった点

1.ストーリーがもはやよくわからない

  • TFにストーリーは全くと言って良いほど求めていませんが、今回はディセプティコンと謎の女王の関係、また作中に出てくるアイテムなど、複雑なのか雑なのかすらよくわからないほどストーリーが意味不明でした。

2.肝心の戦闘シーンが短い

  • 過去作の戦闘シーンが長かったかと聞かれればそうでもなかった気もしますが、今回は特に短い印象を受けました。人間の戦闘シーンは多かったのですが、トランスフォーマー同士の戦闘シーンは特に短く、物足りない印象を受けました。

3.変形シーンの見どころが全くない

  • これはオプティマスに対してなのですが、オプティマスプライムのシーンが中盤以降しか出てこない事もあり、オプティマスプライムの迫力ある変形シーンが全くなかったのはあまりにも残念です。他のキャラクターもバンブルビー以外は少なかったですね。過去作のアイアンハイドが衝突しながら変形するようなああいったシーンが欲しいですね。

4.敵味方がわからない

  • ここ2作に特に言える事なのですが、初期の頃は比較的オートボットが派手なカラーリング、ディセプティコンは地味なカラーリングで見分けが容易だったのですが、グリムロックや、今回新たに登場するキャラクターは色味が金属色剥き出しの為、どっちが敵でどっちが味方かが非常に分かりにくいです。宇宙船も同様ですね。

5.最後のシーンが残念

  • 今までのTF(特に前3作)ではオプティマスの語りと共に終わるという余韻があるエンディングが大変魅力的でしたが、今回はそれがなくあからさまに続編を匂わすというあまりにもガッカリなエンディングでした。

 

まとめ

ちょっと今回は色々と残念な点が多かったように思います。しかし、短いながらもオプティマスの戦闘シーンはなかなかの見応えがあり、トランスフォーマーとしての魅力は失われた訳ではありません。今作はストーリーの都合上、オプティマスの登場時間が短かったので次作は彼の活躍が全編にわたって観られることを期待しています。