2nd スタァライブ “Starry Desert”感想

まさかレヴュースタァライトのライブレポ&感想を書く日がくるとか自分でも思ってなかった。

 

というのはなんでや?って話なんですけど、実は元々スタァライト自体は企画が始まった当初からTwitterで見かけて知ってたんですよね。

役を演じる声優が舞台を演じる……「これは流行りそうやな」って当時は思ったんですけど、舞台……うーんまぁええかみたいな感じで流したんですよね。

 

なのになぜハマって、今回ライブに行く事になったか?それには2つの理由があるんですよ。

 

1.アニメがめっちゃ面白かった

スタァライトのアニメが面白いと聞いて1話を最初に観た時にバンクシーンで爆笑したのは内緒なんですけども、後半に行くにつれ「エモすぎるし熱すぎる🦒」って感じで完全にハマってしまったという。特に8話は神。全人類スタァライトを観ろ。人生に遅すぎることはない。

 

2.2ndライブのセトリを観た時にレヴュー曲があった

見ちゃったんだな。Twitterでセトリを。2ndライブ当日はどっちにしろ仕事で行けなかったけど、そんなん見てしまったら気になって仕方ないやん。と思ってた矢先にディレビューイングあるとか行くしかないやん。

 

 

という事でディレイビューイングへ。50m6秒台の定時ダッシュして劇場へ。俺がウサイン・ボルトだ。間違えました。鹿でした。

 

そしてギリギリで劇場へ。ディレイビューイングなのに満員で驚く。さては君らもレヴュー曲に釣られてきた舞台想像科の生徒だな?

 

 

開始を告げる劇場のブザー。

キラめきが赤い緞帳から漏れている気がした。

 

 

ということで全曲ではないですがレポします。

星のダイヤローグ

一曲目からこれか〜熱いしみんな歌上手いなぁとか、スタァライトのライブ映像はStar Divineとスタァライトシアターしか観たことなかったからスタァライトのライブってこんな感じなのかぁって思ってたらいつの間にか終わってた。

 

舞台プレパレイション

アンサンブルさんが小道具の椅子を持ってきて出てきたかと思えば、まさかのアンサンブルさんも歌うという。斬新だけど楽しい。

彼方さんのツイートの意味が分かった気がした。

 

劇場のゴースト

曲の本気度が高すぎて視聴回数が異常に伸びてるゴースト。めっちゃ楽しみにしてた。

純那役の佐藤日向さんとばななちゃん役の小泉萌香ちゃんの2人によるセリフの掛け合いと、真矢様役の富田麻帆さんとひかりちゃん役の三森すずこさんの美しい高音で耳というより脳が幸せ。もえぴの真顔めっちゃ怖い。

もえぴはMCで他の人が話してる時真剣な顔してるんだけど、それがちょっと怖くて面白い。

曲のラスト、真帆さんの悲鳴で心を掴まれた後のみもりんの表情がヤバかった。

真っ赤なライトの中、不敵な笑みを浮かべる三森すずこ。怖すぎる。恐怖を感じた。劇場からも小さな悲鳴のようなどよめきが起こってた。

みもりんと言うと、やっぱり声優のイメージが先行するけども、彼女もスポットライトの光に憧れた舞台少女なんだなぁと思った瞬間でもあったり。

 

ロマンティッククルージン

この曲を観た最初の感想「もったいねぇ!!」

 

と、いっても演出とかがもったいないわけじゃなくて、この曲のライブ映像をYouTubeとかで公開したら絶対ファン増えると思う。

Star Divineの激しさも良いんだけどもそれと対比するかのようなこのロマンティッククルージン、本当に最高だった。曲調も好き。殺陣とかもないし、ダンスもゆったり(めっちゃ細かいけど)なのもあってみんなマジで歌が上手い。アニメユニットでここまで上手いグループはなかなかないんじゃないかっていうぐらい。

 

世界を灰にするまで

レヴュー曲フルでやるとは知ってたけど、どんな感じでやるんだろう?と思ってたらまさかのアニメ再現という。(もちろん舞台上なので制約とか変わってる所はあるけど。それもまた良い)

日向ちゃんが、肩に弓を掛けて手を広げて歌い出した瞬間のワクワク感よ。

そしてアニメと同じように途中から華恋役の小山百代さんが

「私たちは絶対一緒にスタァになるって!!」

と言いながら出てきた時の鳥肌。その後の口上での釘付け具合は呪いの藁人形並。

 

The star knows

「私達のいる理由」の歌詞違いのこの曲。日向ちゃんが舞台に立つ姿、発する台詞一つ一つがまさしく純那ちゃんがそこにいるかのよう。華恋ちゃんの情熱と可能性の剣を弓で受ける純那ちゃんを観てるとなんだか胸が熱くなった。勝って欲しかったなぁ……

 

誇りと驕り

Twitter上で「天堂真矢」がトレンド入りし、#スタァライト感想には「歓声が段違いだった」的な事が書かれたこの曲。(期待し過ぎてガッカリしそう)とか思ってた自分は馬鹿だった。

レイピアを持ち頂上に立つ姿、舞台から世界を見る目、そして誇り高く歌う声。

「This is 天堂真矢」は伊達じゃなかった……

 

恋の魔球

めっちゃ楽しい。あのベースボールスズダルキャットが出てきたり、百代ちゃんと陽葵ちゃんがそれぞれバットとメイスで客席に向かってボールを打ったり。まともに飛ばなくて照れ笑いを浮かべてるはるちゃんと、途中からテニスのサーブみたいに打ち出す百代ちゃんが面白いし、可愛かった〜〜。

 

あと、陽葵ちゃんのメイスをバトントワリングのように回すのがめちゃ凄いのでそこも注目ポイント(嫌でも注目するとは思う)

 

花咲か歌

すごくふたかおです……

 

RE:CREATE

ひかりちゃんの想いを全てが歌声に載せられたと言っても過言ではないみもりんの歌唱。

もえぴはそれを叩き潰さんが如くとも言うべき自信に満ちた歌唱。殺陣でも闘ってるけど、歌声でも闘ってる。舞台少女は偉大だ。

RE:CREATE大好き倶楽部会長としてはフル尺じゃなかった事がやや残念。オルゴールの所は絶対に入れるべきだった。

 

星々の絆

力強く「決して誰にも邪魔はさせない」と歌い始めるもえぴ。まさしく不動明王の迫力。This is ばなな。華恋ちゃんに畳み掛けように言う台詞の一つ一つにばななちゃんの想いがこもってた。両手の日本刀で華恋ちゃんに飛びかかるあのシーン最高でした。あのシーンだけでお酒飲める。

 

-Star Divein-フィナーレ

神。

 

舞台少女心得 幕間

客席に降りて歌う百代ちゃん。客席の至る所には仲間がいて、優しげな瞳を浮かべて待ってる訳ですよ!そして仲間の元まで順に歩いていく訳ですよ!!そして一緒に歌う訳ですよ!!!エモすぎる!!!!エモの化身になってしまった(中村彼方さん語録)

 

スタァライト

めっちゃ語りたいけどあえて語らない。だってどんなに言葉を尽くしても言葉じゃ伝わらないから。だからレヴュー曲を頭から観て欲しい。キリンならぬ鹿からのお願いです。

 

約束タワー🗼

「あの日の自分に教えてあげたい 私がいま立っている場所のこと」

この曲めっちゃ好きなんですよね。特にじゅんなななパートが。二人のユニゾンが綺麗過ぎて一つの声に聞こえる。素敵。

最後、星のスティックを使って9人で描く東京タワー。舞台少女のキラめきは眩しかった……

 

スタァライトシアター

最後はやっぱり楽しく!闘っても泣いても、やっぱり九九組が好きっていうみんな気持ちが伝わってきたぜ!

 

 

まとめ

なんといっても全レヴュー曲が凄すぎた。2.5次元コンテンツの常識が覆るぐらいの圧巻のパフォーマンス。終わった後、劇場のあちこちから「ヤバい」とか「凄かったでしょ?」とかそんな声が聞こえてきてたし、自分自身も「これは凄いものをみた」って気持ちが心を占拠してた。

 

ライブじゃなかったらきっとカーテンコールが鳴り止まなかったと思うし、観て本当に良かったなと思った。

 

2nd スタァライブ”Starry Desert”は舞台少女のキラめきと愛が詰まった素敵な時間でした。